わたしの言葉は高尚だ

 

どこにいても、誰と話しても、何をしていても、自分がなくなった。

帰りたいのに帰れない。

引っ付いて離れない日常と他者に覆い潰されて、わたしがわたしでない。

実家に帰ってみることにした。

 

誰にも、理解しようとしないでほしい、その薄っぺらい自己満足の言葉をわたしに向けて放って、その見返りを求めるな、何より、わたしはわたしの世界で生きていきたいのに、お陰様でそれすら困難な状況になった。足を踏み入れるところを間違えないでよ。求めるものを間違えないでよ。放っておいてと言わないとそうできない人たちに疲れたし、言ってもなお邪魔してくる人ばかりで、わたしは本当に疲弊した。

 

消えてやろうか?

 

p.s.この4ヶ月、わたしからこの聖域を奪っていたのは、この聖域を聖域と認識し得ない他者の行動に帰するものであったがしかし、わたしはもう、それすら度外視として、この紡ぐ言葉たちだけを愛でることにした。誰にも真似できない、思考もできない、そういうわたしの内面を綴る聖域なのだ。