ダンスホール

 

今日も仕事に行けませんでした 12月最初の文章、もう半月が終わってる いつだって悩みの種があって生活に飲まれる過程でそれらしく順応させて生きてきたけど、遂に何もなくなった

自分のこと、数少ない友達のこと、マジでうざいけど好きだった男のこと、明日のこと

どんな時も頭は回転していて何かを考えていたり想いを馳せていたりそうやって時間が過ぎていってたのに、もう一度言うけど、遂に何もなくなった

このことの重大さに誰も気付いていないし、自分自身もそれに触る気力すらない

 

ちょっと前を振り返ろうと思う

週5の仕事に身を粉にして打ち込んでいた。他人からすれば普通なんだけど、やっぱり私には難しい課題であることが、ボロが崩れてくように分かった。どうしても起きられなくて、高2まで無遅刻無欠席だったあの頃の自分を取り戻せない。たった1週間5日だけ、無遅刻無欠席で行こうって思っても、なんかどうしてもダメで。そんな日もあるだとか仕方ないとか言われても、その繰り返しだから自分勝手だけど嫌になって、誰の何の言葉も響かなくなった。

好きだった人。全部思い過ごしで、冬がまた冬になった時点で私は何も思わなくなった。幻影を投影して生きてきた春夏秋。何もないと気付いて捨てた冬。余計何もなくなった。

また誕生日がやってくる。去年は散々だった。自分の守り方を知らなくて、馬鹿みたいなガキ相手にないお金を使いまくって、20歳の誕生日、自分にご褒美をあげることすらできなくて、街は浮かれていて、前日の夜から大泣きした。お母さんに電話して実家に帰りたいってずっと言ってた。帰るお金もなかった。

今年は、せめて去年よりマシであるように、あんな思いは二度としたくない、って思ってたのに、私の誕生日を一番に考えてくれるような人は居ない。そんな贅沢言わないからさ、ちょっと付き合ってよ、とかも言わないけどさ。仕事があるからどうしようかなって思ってた。地元にいる親友が、予定休とれ!おいしいもの食べて買い物でもしよう!って言ってくれた。予定休とったのになあ、何かの食い違いでそれはなかったことになっていて、もう嫌になっちゃったな。

ディズニーや温泉も、たぶん私のエゴだったんだろうな。そりゃそうよ。気合いが違うもん、あんな誕生日を経験している女は気合いが違うよ。でも、それに無理やり付き合わせていい人ってやっぱり、ちゃんと考えるべきだったね。

 

あと二週間、2019年が終わる。今手元に残っているのは、水道代の請求書と土日にいっぱいバツが付いたカレンダーとキャンセルが完了しましたのメールです。去年の私、ごめんね〜マジで、ごめんね。

 

耳を閉ざして人を切ってをそれなりにやってきたけど、ここまできたら誰の話も聞けなくなった。きっとほんとに誰も居なくなるだろうな、でも何もできないんだよな、いま。

 

風呂入ろ