夢を味方に

 

きみへ

 

夢を味方に/絢香

 

おそらく唯一意図を持ってこのブログを見られているきみへ書きます。ずっと思っていたこと。わたしを色んな人に出会わせてくれてありがとう。君が居ないと知らない世界がほんとうにたくさんあったよ。わたしは、映えないし、金もツテも思いやりもなくて、人が嫌いなのに、何がきみのツボにハマったのか、さっぱり分からない、のに、どうして愛してくれる?誰よりもかわいくて、アホみたいに面白くて、良い友達がたくさんおってな、曲がりなりにもちゃんと学生をして、働いて、温かい家族と、好きな男がいるきみが、なんで?ときどき、多分これはまた、いつもみたいな一過性の良くない夢だと思う。でも決まってそんなチンケな考えを「空さんしか勝たん‼️」ってブチ破ってくれる。わたしは、何ができてる?難しいところだけどよく考えてみる。隣にいる人が何度も何度も替わってきたわたしには、「わたしが悪い」という自覚がある。でも、唯一、きみにだけ開いた心があったよ。ほんとうは誰よりも気遣い屋さんで、相手のことをよく考えすぎて、生きてるだけで支障が出る、いつもギリギリのKAT-TUNライフなの、わたしは知ってる。いつもごめんね、いつもありがとね。たぶん、きみが思っているよりもずっと、わたしはめんどくさくて捻くれてる、し、それに開き直っちゃってる。ときどき傷付けているかもしれない。ごめんね。だけど、そばにいてほしいよ。初めて産婦人科に行ったとき、好きだった人が消えてしまいそうなとき、何もかもうまくいかなくなったとき、電話をかけて、朝の電車に乗って高円寺に来てくれたきみを忘れない。何も信じられなくなったとき、きみだけがいた。ねえ、いつもありがとうね。ほんとうは、ほんとうに、だいすきだよ。

 

 

しあわせになろうね