起きぬけのビールどころではない。
自分が住む地名やよく行く街の名前が出てくるだけで、まるでその歌が生き写しに思えてくる。
のみすぎた。
ろくに寝ていないし、ばかなことばかりやっているけど、こうやってバイト前にかち割れそうな頭を抱えて、生きている。
きのう、太陽が眠い目をこするまで、高円寺でうたを聴いていた。
なにも知らない人たちの、それに、作ってもらった夜だった。
どうにもならない想いは、こうして誰かが溶かして浄化されていくんだと思うと、なんかちょっと悲しくなった。